おすすめ茶葉でおいしい水出し緑茶の作り方

ダイエット

水出し緑茶は、さまざまな健康効果が期待できる特効飲料です。

高血圧や糖尿病、肥満といった生活習慣病だけでなく、熱中症やコロナウイルス・インフルエンザなどの感染症予防にも有効です。

書籍『高血圧、糖尿病、肝臓病を撃退!
15㎏やせた!ウエスト10㎝減 水出し緑茶でやせる!免疫力がアップ!』

NHKガッテン!(ためしてガッテン)で紹介されて話題になった『水出し緑茶』を分かりやすくまとめてみました。

水出し緑茶の健康効果

1.免疫力アップ

緑茶には、エピガロカテキンガレートとエピガロカテキンという重要な2つのカテキンが含まれています。

免疫力を高める作用があるエピガロカテキンは、お湯より水でいれることでその効果が高まります。

2.まろやかでさわやかな味

水出し緑茶は、渋みや苦味成分がほとんど出ないため、さわやかで飲みやすいです。

3.寝る前に飲むとぐっすり眠れる

水出し緑茶はカフェインが少なく、睡眠を妨げません。

カフェインは低温では溶け出しにくく、高温でいっきに溶け出す性質があるため、水出し緑茶にはほとんどカフェインは含まれません。
40℃以下では0.5%、お湯(80℃)で淹れた場合は2.8%

寝る前や夕食後のお茶としても安心して飲むことができます。
またテアニンという旨み成分が多く溶けて、心身をリラックスさせて、ぐっすりと熟睡できます。

4.熱中症の予防に最適

水出し緑茶なら、ごくごく飲めて後味スッキリ!

マラソンランナーやアスリートの人たちからは、『バテない』『体の回復が早い』と好評で、陸上競技協会の公式飲料にも認定されました。

真夏の水分補給に最適と元マラソンランナーの宗茂さん(日本の元長距離走・マラソン選手)も愛飲しています。

5.メタボ解消にも有効!緑茶は手軽に飲める肥満予防飲料

緑茶の主要成分で、渋みの成分でもあるカテキンには、コレステロールの吸収を抑制させて、悪玉コレステロールが肝臓で作られるのを抑える効果があります。

また善玉コレステロールが作られるのを促し、腹部内臓脂肪面積の燃焼を高めます。

掛川スタディで集められたデータによると、1日に飲むお茶の量は、中くらいの湯のみ(容量150ml)で、6杯程度が適量です。
緑茶の有効成分を丸ごと摂取するために粉茶を飲むのもおすすめです。

6.脳機能を高め、認知症を予防

先述したカテキンの1つ、エピガロカテキンガレートは、脳内に入ることで神経細胞を活性化させ、脳機能を高めます。

緑茶のテアニンには、リラックス効果があり、ストレスによる脳の老化、認知症の予防に役立ちます。

テアニンで心を穏やかに保つことも、認知症予防に役立ちます。

1日1杯でもいいので、毎日飲み続けましょう。

7.インフルエンザ、風邪を撃退

水出し緑茶を飲むと、唾液に含まれる抗菌物質IgAの分泌が促進されます。

その結果、ウイルスの表面にある突起にカテキンが付着することで、口内から侵入する細菌やウイルスの体内侵入や増殖を防ぎ、喉などの細胞にウイルスが吸着するのを阻止し、コロナウイルス、インフルエンザ、風邪などを予防します。

 

茶葉に入れて待つだけ!美味で免疫力がアップする『水出し緑茶』の作り方 

機能性を重視したいとき

《用意するもの》

水差し(麦茶などを作る時に使うもの)
お好みの緑茶…10~30g(お茶パックに入れる)
冷水…1ℓ

1.水出しに冷水とお茶パックに入った緑茶を入れる。

     ↓1時間~一晩冷蔵庫に入れる。

2.出来上がり。
長く茶葉を浸すほど、有効成分がらでるわけではない。
ある程度時間をおいたら、お茶パックは取り出した方が風味が良い。

今すぐ飲みたいとき

《用意するもの》
急須
お好みの緑茶…3g
冷水…100ml(氷を入れても良い)

1.急須に緑茶をいれて、冷水を注ぐ。

    ↓ 5分後

2.出来上がり。

1日6杯の生姜緑茶で血管が若返る!

生姜緑茶は、朝昼晩の食後に1杯ずつ、1日に計6杯飲むのが理想的です。

生姜緑茶の健康効果

1.高すぎる血圧を下げる

エピガロカテキンガレートには、血管を広げ、高血圧を改善する働きがあります。
生姜には血管を広げる効果があり、相乗効果で高血圧に効果的です。

2.高すぎる血糖値を下げる

生姜と緑茶には、血糖値を下げるホルモンのインスリンの分泌を促し、小腸での糖の分解や吸収を遅らせて、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあります。

3.動脈硬化を防ぐ

生姜と緑茶には、中性脂肪や血中の悪玉コレステロールを減らして、血液をサラサラにしてくれるため、動脈硬化を防いで、しなやかな血管を保つために効果的です。

4.ダイエット効果

生姜と緑茶は、脂肪の吸収を抑えて、体脂肪の分解や燃焼を高める効果があります。

5.免疫力アップ

緑茶のEGCGと、生姜のジンゲロールには抗ウイルス作用と強い殺菌作用があるため、病原体から体を守り、免疫力をアップさせる働きがあります。

6.虫歯、口臭、歯周病を防ぐ

緑茶のEGCGと、生姜のジンゲロールには、殺菌作用や高い抗炎症作用があるため、虫歯、口臭、歯周病、歯肉炎などの予防、抑制に効果的です。

7.きれいな髪と肌を保つ

緑茶のカテキン生姜の血行促進作用と抗炎症作用などが美容面でも役立ち、肌の酸化によるシワ、シミ、炎症によるにきびや湿疹などが予防、改善できます。

緑茶には強力な育毛効果にも期待できます。

8.白内障を予防する

中国の浙江省疾病予防管理センターによる調査で、1日に2回以上の緑茶を飲んでいる人は飲まない人と比較して、白内障の発症リスクが、0.58倍になるということがわかっています。

緑茶を飲むことで、白内障の発症率が約4割減ったということになります。
緑茶はドライアイの予防にもなります。

生姜の抗酸化作用や血行促進作用も、白内障に効果的です。

他にも生姜緑茶には、

ガン予防に役立つ
肝臓を元気にする
骨を丈夫にする
などの効果があります。

《作り方》

準備するもの(1杯分)

粉末緑茶…0.75(小さじ1/4)
生姜…5g(すりおろしで小さじ1)
お湯…150ml

粉末緑茶で作るときも煎茶を使います。

湯呑みにすりおろした生姜と粉末緑茶を入れる

お湯を注ぐ

80℃に冷ましたお湯を、湯呑みに注ぎます。
生姜の繊維が気になる場合は、茶こしを使うといいです。

《飲み方》

1日3食の前と後に1杯ずつ合計6杯飲むのが理想的です。

◎食前に飲むメリット

食後の血糖値の上昇が穏やかになります。

◎食後に飲むメリット

殺菌作用が強いため、口臭。歯周病、虫歯を防いでくれます。

※注意 抹茶は生姜緑茶には不向きです。

 

水出し緑茶の茶葉 おすすめ5選  

粉末緑茶のメリット 

粉末緑茶は、お湯にも水にもさっと溶けて、カテキンなどの栄養素を全て摂取することができ、手軽に茶葉が飲めます。

伊藤園 おーいお茶 さらさらパウダーティ抹茶入り緑茶

溶け残りもほとんどなく、溶けやすく、とても美味しくて飲みやすいです。

コスパもいいと思います。 安定のおいしさです。

イオン 宇治抹茶入り緑茶

京都府産石臼挽き宇治抹茶と八女玉露入りのインスタント茶です。

風味もよく、ダマにもなりにくい。

宇治抹茶(京都府産)が入っていてので濃いめだけど、苦み・渋みはほぼなく、美味しくてとても飲みやすいです。

緑茶ラテにすることのもおすすめ。

伊藤園 おーいお茶 濃い茶 さらさらパウダーティ抹茶入り緑茶

カテキン豊富なインスタント緑茶。 (1袋あたり3,400mg含有) カテキンを豊富に含む、国産茶葉『ゆたかみどり』100%使用。

パッケージに「体脂肪を減らす」と書いてあるところに惹かれました。

ちょっと濃いめでカテキンがいっぱいとれそうです。

味が濃く、とても美味しいです。

さらっと溶けやすく、濃さも自分好みに調整できます。

ちょっと高めです。

セブンプレミアム (水にもすぐ溶ける)宇治抹茶入り緑茶

抹茶入りで風味もよく、まろやかで美味しいです。

色もキレイにでるので気に入りました。

コスパもよく、お茶の味がしっかりしていて、かなりレベル高いです。

伊右衛門 抹茶入り緑茶

スッキリした味にクセもなくすごく飲みやすいです。

香りも味もしっかりしています。

水でもダマが出来ず綺麗に溶けてくれます。

コスパは良いです。

 

まとめ

水出し緑茶は健康効果抜群で、いつもと淹れ方を変えるだけで簡単に作れます。

カテキンには、嬉しいことに人間にとって非常にありがたい効果を数多く持っています。

コロナウイルスや、インフルエンザなどの感染予防には、20分間隔でちょっとずつでもこまめに緑茶を飲むのが効果的です。

また、緑茶でうがいをするのも感染予防の効果が認められています。

今日から毎日の食生活に取り入れて、免疫力アップやダイエットなどに役立ててくださいね。

(参照:書籍『水出し緑茶でやせる!免疫力がアップ!』/NHKためしてガッテン)

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